あらゆる無駄を排除すると新しい何かが見えてくる
去年までの僕を振り返って思ったことは、ものすごく時間を無駄にしていたということ。
土日のほどんどは、部屋の片づけをしていました。
どのようなやり方をしていたかというと、まずは押入れの中の物を引っ張り出す。
次に、要るもの要らないものを吟味し、明らかに要らないものは捨てる。
いるかいらないか分からないものはとりあえず捨てずに取っておく。
思い出があるものを見ては思い出に浸る。思い出があるから捨てずに取っておく。
そうしているうちに、日が暮れる。
次の日も朝から同じことを繰り返す。
そしてあっという間に日が暮れる。
続きは来週やろうとなり大して片付いてもないのにまた押入れにしまう。
でも、少しずつだけど片づけが進んでいるような満足感は得られるので、ちょっとクセになる。
次の週、同じ要領で片づけをする。
僕は割と衝動買いをするので、Amazonでよく買い物をする。
必要だから買うというよりは、ただ欲しいから、気になるから買うといった感じ。
だから、片付けても結局物が増えるので片付かないという悪循環に陥る。
でも、バカだからそのことに気づいていてもなかなかやめられない。
そんな生活が数年続きました。
そんな僕の生活が一変したのはたった1冊の本を読んでからでした。
ご存知の方も多いと思いますが、こんまりさんの本です。
さっそく実践してみました。
まずは、捨てることを徹底して行いました。
思い出があるものは、ときめきを基準に選定する。
やっているうちに気づいたのですが、思い出があるものでも、ほとんどのものにときめきは感じなかったんですよね。
そのことに気づき、一気に捨てる作業が加速します。
自分でもびっくりするぐらい捨てることがでしました。
半年~1年かかってやっと捨てることが出来たものが、たった1日で捨てられとと言っても過言ではありません。
型付けの順番は、服、本、書類、小物類、思い出の品がいいらしいです。
あと、実践して良かったと思うのは、収納はカテゴリー別にするということ。
こうすることで、後で探す時にもすぐ見つけることが出来るし、物の管理がしやすくなり、間違って買い足すということも減ると思います。
他にも色々とためになることが書いてあったのですが、やはり、捨てるということがいかに重要かということですね。
捨てないことには何も始まらない。
いらないものを捨てるということは、逆に、必要なものだけが残るということ。
この、必要なものだけという部分が重要。
必要なものだけに囲まれて生活するということは、気持ちも充実します。
ひとつひとつの物に対する愛情も出てきます。
結果、物を大切にします。
そして何より、それ以来掃除はしても片づけをする必要がなくなった。
そうなれば、わざわざ無駄なものを購入しようという気も起らなくなくなります。
本当に必要で大切に出来そうなものだけを購入します。
これは物だけではないと思います。
人間関係や時間の使い方にも当てはまると思っていて、例えば会社の飲み会。
飲み会自体は参加したほうがいいと思うが、2次会以降は必要か?
必要ではない。
楽しいかもしれないが、時間とお金はもっと大切にしたほうがいいと思う。
2次会に行くぐらいなら家で勉強や本を読んだ方が自分のためにもなる。
時間の使い方にしてもそうだ。
ぼーっと時間を過ごすことを否定するつもりはないが、その時間勉強したら自分の未来はもっと明るくなる。
パチンコなどのギャンブルに夢中になるのも無駄だ。
大半の人は勝てないのだから、お金と時間を無駄にしている。
そんな暇があったら、政治に関心を持ち増税などの問題について真剣に考えていただきたいものだ。
今回の話で言いたいのは、たった一冊読んだだけでこれだけ僕の生活がこれだけ変わったということ。
そして、本を読み新しい知識を得ることで人生はより豊かになると実感できたこと。
本のことをこう例える人がいます”人生の加速装置”だと。
本当にそうだと思います。
本を読む習慣のない方、たくさん本を読んで人生をより豊かにしましょう。